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よしむら そら男性 ★★★★
細い糸をたどるような女の子探しによって、はからずも昭和23年は遥か遠くではないとわかってくる。 そういえば……、映画「SHE SAID/その名を暴け」の中にも、主人公の記者がユダヤ人である祖母の腕の数字のタトゥーからアウシュビッツを直感したと告げる小さなシーンがあった。 私自身、本作の副題にある「引き揚げ者」という言葉を母が使ったのを記憶している。それは本作にも出てくる博多港を有する福岡市に私が住んでいることもあるだろうが。 戦後の痕跡は生活の中の些細な言葉やものに埋もれながらもしっかりと存在するのではないだろうか。ただ私たちが気づかないだけで。 それらの小さな欠片をかき集めれば「戦争」をもっとリアルに忌避すべきじぶんごととして考えることができるのではないか。 そう思えた映画だった。
540日前 -
こあま女性 ★★★
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540日前
コメントを読む大阪で2回鑑賞。大怪我から2年3ヶ月のリハビリは軽い言葉では表せない程、過酷で厳しい現実にも突き抜けられながらも、それでも直向きに森選手の諦めない気持ちやSMAP、オートレース、ご家族、ご親戚、同期の皆さんの支えが復帰への原動力であると言う事がとても伝わりました。印象深いシーンは(ニュアンスありますが)「オートレースが盛り上がるためになるなら自分の名を使ってもいい」言うナレーションがあり、この映画で伝えていたのが良かった。4月6日に無事復帰され、まだまだ葛藤や競走車(バイク)の乗車フォームなどに苦悩されていますが、どうかこれからも怪我等に気をつけて頂きながら森選手の夢を応援したいです。映画を制作して下さった穂坂監督に感謝の気持ちでいっぱいです。続編も期待しております! -
よこっちょ会社員/女性 ★★★★★
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546日前
コメントを読む京都での最終上映を観ました。もうこれで最後と思うと名残惜しかった。映画は森選手が「必ずこのオーバルに戻ってきます」と誓うシーンで終わっているので、ぶっちぎりの1着になった復帰戦を追った続編があると信じて待っています。森且行さんの生き様は困難に直面している人々の希望です。次に作られる続編は全国で広く公開してほしいと願います -
プーさん1103主婦/女性 ★★★★★
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547日前
コメントを読む久々に日々の生き方を考えさせられる映画に出会いました。 初優勝からすぐの落車事故。あと少しズレていたら死ぬ可能性だってあった。良くて車椅子生活。 自分だったら、復帰するのも事故を思い出し怖くて出来無いと思う。でも、森選手は復帰に向けて懸命なリハビリや、コース走行練習などまだ麻痺が残る足で果敢に挑んでいて、本当にカッコ良かったし、光り輝いていました。 周りの同期の選手たち・おじさん夫婦・いとこ・お兄さん・病院の先生・SMAPの5人の言葉や活躍に支えられ、それが原動力になっているんだろうなぁと感じました。 特にSMAPの事を語る目と、オートレーサー復帰を語る目が、キラキラ輝いていて眩しかったです。 素敵な映画をありがとうございました。 続編も楽しみにしていますね。 -
そのお事務員/女性 ★★★★★
森且行選手と穂坂監督の間に、しっかりとした信頼関係があって、だからこそ撮れたと思われる映像・聞けたであろうお話がたくさんで、見応えがあります。 そして、好きなものに常にまっすぐで前向きで、努力を厭わない森選手の姿に、大きく心を揺さぶられました。
549日前 -
やっさん女性 ★★★★★
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549日前
コメントを読む観たい作品は他にもあったけれどお金を出しても観たかったのはこれです。 命が助かっただけでラッキーだった大怪我をし、本人の諦めない強い気持ちとたゆまぬ努力の成果をまざまざと見せられて フィクションのようなノンフィクションでした。 ストイックに復帰を目指す場面ばかりでなく、ラフに酒席を楽しんでいる様子も収められていたのは スクリーンを見守るこちらの気持ちに少し余裕が生まれてホッとしました。私は6人時代からのSMAPファンですが、森氏から 家庭の事情により紆余曲折ある子供時代を過ごしたという雰囲気は感じとれたことがなく、その理由の一つに温かい叔父さん家族の存在もあるのだろうと勝手に思いました。 観賞した時は復帰戦が決まっていなかったので 今観たら違った視線で観れたでしょうね。 -
邪馬台国自営業/女性 ★★★★★
「あなたは何者ですか?」日頃考えたこともない問いの答えを見いだすため、町行く人々にマイクを向ける、まず佐井監督のお人柄の真面目さに純粋さを感じました。 また、舞台挨拶では「いろいろな人にインタビューする中で自分を発見しています」という趣旨のことを話された監督のお言葉に驚き、大変印象に残っています。 この映画を通して、真実は自分の目で確かめなければわからないということに気づき、なんとなく周りの風潮に流されていくという悪い付和雷同に歯止めをかけ、自分の意志をしっかりと持っていける人が増えたら良いなと思いました。
552日前 -
mayu女性 ★★★★★
「あなたの人生の主役は誰ですか?」「あなたは何者ですか?」佐井監督ご自身が色々な人にマイクを向けられた質問に、色々な立場の人が真剣に答えられ、またこの世に存在しない死刑囚永山則夫氏の答えは、当時のドキュメンタリー番組や永山則夫著「無知の涙」という本に答えを求めていく…、そして最後はイエスの方舟の責任者の言葉で締め括られ、一時間ほどの映画でしたが時間を忘れ引き込まれるように鑑賞させて頂きました。ドキュメンタリー映画とは監督ご自身の自分探しであるとコメントされていましたが、佐井監督の人生に対する真摯な人柄が感じられ、他の作品も見てみたいと思いました。ドキュメンタリー映画はあまり見たことがありませんが、このような良い映画と佐井監督に出会えた事に感謝致します。
553日前 -
キンのすけ/女性 ★★★★★
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555日前
コメントを読む「報道のTBS」と言われるだけある貴重映像が織り交ぜられ、昭和の人間臭い雰囲気がたっぷり伝わってきました。永山則夫については、自分の小学校4年の時の担任が著書の『無知の涙』を読んで悔しそうに彼の才能を惜しんでいたことを思い出しました。確かに吉田首相の国葬に参列する人々の映像は、群がる蟻にそっくりでした! 全編に渡り、目が離せないカメラワークと問題提起で、あっという間の1時間でした。見終わった余韻の中で、「役」というものは社会でも映像の中でも「与えられるもの」、そしてそれに逃げずに真摯に取り組むしかないんだなと思わされました。見て良かったと思わされる映画でした。 -
のも自営業/女性 ★★★★★
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555日前
コメントを読む期待以上てした。インタビューを核に展開していく流れに自然と引き込まれました。最初の違和感は最後には全く感じませんでした。答えを与えられるのではなく答えを見つけにいく旅の始まりを予感させられた映画でした。監督の世の中を見つめる感覚に期待しています。 -
よこっちょ会社員/女性 ★★★★★
森選手が復帰する前と復帰した後ではこの作品の見え方が違いました。 様々な困難を乗り越えて優勝戦に進出するまでに回復した今を知っているから、このドキュメンタリーのリアルさがより一層胸に迫ります。 森選手の強い精神力に心から敬意を表したいです
555日前 -
Crazy5会社員/女性 ★★★★★
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556日前
コメントを読む車椅子生活の可能性を宣告されたオートレーサー森且行!オートが好きだからの一心で挑む過酷なリハビリ。下半身の感覚も無い中で24本ものボルトで背中を支え必死で復活を目標に掲げる感動作 -
おります女性 ★★★★★
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556日前
コメントを読むオートレーサー森且行 観ました。 本当に過酷な内容を映像化してくれて ありがとうございます。 復帰戦含めた続編も待っています! -
心象風景 周遊中 RNこうじ会社員/男性 ★★★★★
KUNIのドキュメンタリーを観ましたが、すごいアップダウンのある、本人も言っていましたがローラーコースターのような人生です!!でも、また復活してほしいと思いました!!
557日前 -
にゃんちゅー女性 ★★★★
痛いも辛いも楽しいも嬉しいも全部を見て体験してきたからこそ自分に困難が降ってきていても、明るく周りに優しくいられる。と語られていたのが全てだなと。 続編の完成が待ち遠しいです!
558日前 -
ましゃはる会社員/男性 ★★★★★
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559日前
コメントを読む「歳取るとつらいことばかり増えてくる。ゲイであるならなおさら」と思っていたクローゼットゲイの52歳の自分。今回の上映を、親の介護疲れの息抜きなおかつ自分の将来の姿を重ねるつもりで見させてもらいましたが、大変失礼な心持ちであったと反省させられる内容でした。この映画に出てくる人達はみんな前向き。何歳になっても諦めないでやりたいことを信念持ってやってる人達。だから梅田さんの死はとても悲しかった。長谷さんの朴訥とした語りだけれど、時々オモロイこと仰ってて、いいキャラだなと。長谷さんの舞台挨拶も見ました。「ここにはゲイはおらへんよね?」と観客に向けて尋ねられましたが「ここにいます!」と心の中だけで叫んでいた僕がいました。 -
京都人自営業/男性 ★★★★★
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559日前
コメントを読むこの作品は、決して他人には告白出来ない自身の秘密を抱えながら生きてきた老人の物語であるが、ゲイだけではなく、人にはいろいろな人には言えない秘密があると思う。 この作品の主人公の生き様に勇気づけられた人は多いことだろう。 MBSには今後とも、社会的弱者が必死に生きている様を伝えるようなドキュメンタリーを作って欲しい。 -
ヤキタ ヒロユキ男性 ★★★★★
リアルに素晴らしい👍
559日前 -
てつなし/男性 ★★★★★
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562日前
コメントを読む「国葬」では、安倍氏国葬反対デモ参加者へのインタビューに、『日の丸』と同じ手法が取られ、『妖怪の孫』で、岸氏と安倍氏だけでなく、国民にも妖怪の影を見出そうとした描き方と似ていると感じたが、本作では、監督の一方的な考えだけでなく、インタビューを受けた一人ひとりの突発的な反応も窺うことができた。安倍氏国葬賛同者へのインタビューも取り上げられ、対比的で良かった。「拳銃」では、永山則夫氏の事件が取り上げられ、"REVOLUTION+"とは視点が異なるが、佐井監督なりに考案された方法なのだろうと思われた。「宗教」で取り上げられたイエスの方舟信者の一人が、人生を生き直したい、と言った場面で、序盤のエキストラが尊敬する人物に菅田将暉氏を挙げ、様々な役柄を演じることと重ね合わせていて、腑に落ちなかった。 -
てつなし/男性 ★★★
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563日前
コメントを読む テレビ局ディレクターがたまたま購入した古本に通信簿が挟まれていて、持ち主を探すことになるが、簡単にみつからない。当時の情勢として、特攻基地であり、その生き残りの証言が出てきたり、持ち主の親が中国からの引き揚げ者ではないかという話から、同じ体験をした著名人の話が出てきて、地元新聞社の住民名簿を手がかりに地権者を探し当てると、同姓同名の別人だとわかったが、たまたまルーツの問い合わせをした人がいるとわかり、その問い合わせ先が持ち主の親戚で、持ち主の息子と姪から証言を得られたが、持ち主は高齢で、面会は無理ということになり、そこで終わりかと思われたが、何とか実現した。何と、山田洋次氏が見抜いた通りの気丈な人柄だった。あまりにでき過ぎな話であった。父親の話は、映画『ラーゲリより愛を込めて』を連想した。